販促を行う際、「限定性」を打ち出してセールスする場合があります。具体的には先着100名、1000個限定、いついつまでの限定販売などです。
趣味性の高いものの限定品であれば、マニアは飛びつくでしょうし、少しでも興味のある商品であれば、「この機会を逃すと売り切れてしまう」という心理が働き、購入に踏み切る確率が高くなります。
「限定」には正当な理由が必要です。例えば、会議室のキャパシティーが限られているので、セミナーの出席者を20名に限定するとか、特別生産の品物を販売するなどです。
しかし正当な理由がなく、むやみやたらと限定にするのはおすすめできません。信頼性を損なうし、そもそもビジネスの機会を限定してしまうことになります。
限定性は適正に活用すれば、購入を増やすことができますが、賢い消費者に疑われないように、正当な理由を添えることをお勧めします。