一般消費者を相手にビジネスを行う場合、特定のターゲティングに狙いを定めてマーケティングを行うことは常識です。中でも、富裕層に狙いを定めるということは良く行われます。
そのような場合、まずは同様のサービスを自分で受けてみたり、物品を購入してみることがお勧めです。
私は先日オーダーメードのスーツを購入しました。富裕層向けというほど高級ではありませんでしたが、まずまずのブランドと品質です。
販売員の接客がとても素晴らしいものでした。店に入ると、まず名刺を差し出してご挨拶くださいました。その後の接客も押しつけがましくなく、それでいてオプションの提案など、痒い所に手が届く感じでした。
また、店舗の作りも、高級スーツ店らしく、落ち着いた内装やディスプレイでよい雰囲気でした。
顧客がどのようなサービスに対して、どのような感じを抱くのかを、実際に体験してみることが重要です。そして、どうしてそのように感じたかを分析することです。
雰囲気、サービスの質、商品の品質、などを良く覚えておいて、自分のビジネスに生かしましょう。もちろん、同業でなくても十分に参考になります。